🚚ドライバーのための疲れにくい体をつくる食事術

こんにちは。健康経営優良法人ブライト500認定の丸橋運送店です。
当社では、社員の皆さんが安全に、そして長く健康に働ける環境づくりを目的に、定期的にテーマを変えて健康経営研修を実施しています。
2026年9月のテーマは、ドライバーの皆さんからの関心が高い「食事」。
今回は、日本アスリートウォーキング協会のマスター講師であり、予防医学トレーナーとしても講座を行う井川拓士講師をお招きし、疲れにくい体をつくるための食事術を学びました。
井川講師は「元アトピーの健康オタク」として、ご自身の経験から食事・生活習慣の改善を長年研究されてきた方です。
事務局として講師を探していた際、井川講師の
「良いものを身体に入れる前に、まず不必要なものを入れないことが大切」
という言葉が強く印象に残り、今回の研修をお願いすることになりました。
🍽️研修テーマ:疲れにくい体をつくる食事術

資料の冒頭には、こんな問いかけがあります。
「健康のために好きなものを全部我慢できますか?」
ドライバーの皆さんは、外食・ご当地グルメ・深夜の食事など、食の楽しみが多い仕事です。
しかし、健康のためにすべてを我慢するのは現実的ではありません。
井川講師から教えていただいたのは、
「楽しくなければ健康じゃない」
という考え方。
楽しむ食事と整える食事を上手に使い分けることで、無理なく健康を維持できるという内容でした。
🧠 STEP1:身体を知る ― 疲れにくい食事の考え方

資料には、食事の役割が3つに整理されています。
- 動かすエネルギー
- 身体をつくる材料
- 身体の働きを整える
この3つが揃って初めて、疲れにくい体がつくられます。
■ 炭水化物は悪者ではない
研修の中で、面白い言葉が出てきました。
「炭水化物は抜くものではなく使うもの。量・タイミング・組み合わせが大切」
長距離運転ではエネルギーが必要です。
大事なのは「いつ食べるか」「何と組み合わせるか」。
■ たんぱく質は体の修理材料
肉・魚・卵・豆類などは、筋肉や皮膚、ホルモンの材料になります。
疲労回復にも欠かせない栄養素です。
■ 食物繊維は腸を整える
便通・血糖値・満腹感など、体の調子を整える役割があります。
野菜・果物・海藻・きのこなどを“種類多く”摂ることがポイントです。
⏰ STEP2:リズムを知る ― いつ・どう食べるか
特に印象的だったのが、
「食べる時間は時計だけで決めない」
という考え方です。
ドライバーは日勤・夜勤・早朝・長距離など、勤務時間がバラバラ。
同じ「夜」でも身体の状態は人によって違います。
■ 起きてすぐは“整える”時間
「起きてすぐ完璧に食べなくていい。まず水を飲む」
無理に詰め込まず、果物や小さめのおにぎりなど軽いものから。
■ 活動前後は“入れる”時間
主食+主菜+副菜+汁物の組み合わせで、しっかり食べる時間をつくる。
■ 休む前は“軽くする”時間
温かく、消化にやさしいものを少量。
「休む直前に1日分を取り返さない」という言葉が印象的でした。
🛡️ STEP3:楽しみ方を知る ― 健康と理想の体型を両立
資料には、
「減らす前に満たす」
というページがあります。
減らす前に糖質・脂質・カロリーを気にするより、
まずはたんぱく質・食物繊維・水を満たすこと。
これが結果的に太りにくい体をつくり、疲れにくさにもつながります。
😴 SAS(睡眠時無呼吸症候群)との関係
トラックドライバーの約4人に1人がSAS疑い(23.2%)とされています。
「寝たのに疲れているなら、睡眠の質を疑う」
SASは眠気・集中力低下・安全運転に直結するため、当社としても重要なテーマです。
食事は治療ではありませんが、
体重管理・夜のドカ食いを避ける・寝る前のお酒を見直す
など、生活習慣の改善がSAS対策につながることが資料でも示されています。
❓ 研修後の質問:今日から始める一番大切なことは?

参加者からの質問に対し、井川講師の答えはとてもシンプルでした。
「まず、今日の食事をよく噛むこと。右側・左側をバランスよく使って噛んでください。」
これは血糖値の急上昇を防ぎ、眠気の予防にもつながるとのこと。
事務局としても、まず社内で広めたい習慣です。
🚚 まとめ:安全運転は“食事”から始まる

今回の研修は、単なる健康講座ではなく、
「安全運転のための食事術」
という位置づけで非常に価値のある内容でした。
ドライバーにとって居眠り運転は重大リスク。
その予防には、睡眠だけでなく食事のリズム・内容・量が深く関わっています。
丸橋運送店は、これからも健康経営優良法人として、
社員の皆さんが“楽しみながら健康でいられる”取り組みを続けてまいります。
次回の研修もどうぞお楽しみに。